2010年1月25日月曜日

モバイル・パソコン

今日は、「パソコン関係」の話題ね。

最近、社内事務所の1Fと2Fの席を行ったり来たり
することが多い。
自分のメインの席は2Fにあって、そこには当然、
自作した仕事用のPCの他、そっとウクレレ(ラニカイ)まで
隠し置いてあるという、まさしく自分の仕事を
する場である。(笑)

が、1Fの席に移ると、当然PCは無いし管理業務以外、
自分の仕事が出来ない。
なのでやっぱり1FにもPCが欲しい。ついでに出張先のホテルや
会議室でも使いたいという願望を叶えるとすれば、
もうノート型PCしか選択肢はないね。
あくまでもサブPCという位置付けだし、プライベートでも
使いたいので自腹購入となるので、当然価格の高いものは
買う気がない。
持ち運びが便利で、出張時用にと妻が買ってくれた
Porter製の素敵なカバンにすっぽり収まるサイズのものがいい。

自分としては、15インチとかそんな大画面のノートPCは
いらない。持って歩くのが重すぎる。
となると、最近、巷で評判の持ち運び用のノートパソコン
「モバイル・パソコン」が一番の有力候補となる。
一応、言っておくけど、ノートパソコンとモバイルパソコンは
似て非なるものだ。

以下、モバイルパソコンの説明を引用。-------------

「モバイルパソコン」とは何でしょうか?
 これはいわゆるノートタイプのパソコンと同義語ではありません。
ノートタイプというジャンルをさらに細かく分類すると、
省スペースタイプとモバイルタイプに分かれます。
つまり、持ち運びしないノートパソコンと、持ち運び用の
ノートパソコンがあるということです。

モバイルパソコンの「モバイル」とは、move(移動)able(可能)という
ふたつの単語を組み合わせた言葉で、動かすことが
可能だという意味です。
つまり、持ち運ぶことを前提に作られているパソコンと
いうことになります。
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そしてモバイルパソコンの中でも、ネットワークとインターネット
接続機能を持つ、安価で軽量小型のものを
ネットブックと呼称するものらしい。
ネット・ブックとB5サイズ高性能モバイルPCの隙間を埋めるのが、
CPUにインテル製の超低電圧版(ULV)Core 2/Celeronプロセッサーの
低価格品を採用したCULVノートとのこと。
色々と細かな分類があるようだ。


まっ、自分としては、最小限の機能があればいいので、
このネット・ブックと呼ばれるものが希望に合致する。

ということで、早速候補を絞ってみる。
パソコンの自作'kerとしては、当然スペックに拘りたい。
まず心臓部のCPUだ。
Intelだと「Atom」、その対抗馬AMDの「Athlon Neo」、
VIAの「Nano」などがある。

AMD応援隊を自称する自分としては、AMD製のCPUを
搭載したモデルがいいのだけど、探してみると、
AMDの「Athlon Neo」を搭載したモデルは、中国本土メーカーの
Lenovo(レノボ)製しかなく、Lenovoに直接注文する受注生産だ。

却ってIntel製CPUのAtom搭載機だと選択肢が広がる。
Asus,Dell,NEC,Lenovo,HP,Acerなど選り取り見取りだ。
特に、Intelの次世代Atomの「N450」を搭載したモデルが
ターゲットになる。
自分としては、「Asus」、「Acer」、「DELL」製のモデルに注目した。
「Asus」、「Acer」は、どちらも台湾メーカーだが、Lenovoよりは
デザインが良い。

具体的な機種名は、Asusの「Eee pc-1005P/PE」と、
DELLの「Inspiron Mini 10」、Acerの「Aspire one 532 AO532h」。
現時点で発売されているのはDELL製のみ。
Asusは01/30、Acerは1/29発売予定となっている。

スペックは、全ての機種が、液晶サイズ10inch(1,024x600ピクセル)、
メモリ1G、HDD容量はAsus,DELLが160GB/250GB、
Acerが250GB。
Lenovo - ThinkPad X100e は
1,366×768表示可能な11.6型HD、メモリ2GB(最大4GB)、
HDD容量250GB。

駆動時間は、
Asus-8.5時間/12.5時間
Acer-4 時間
Dell- バッテリー駆動時間最大9.5時間

AMDCPU搭載 Lenovo - ThinkPad X100e は
3セルで2.2時間、6セルで5.1時間。
Acerが3セルで4時間なので、ちょっと電気喰うみたい。

さて気になる価格ですが、、
Asus -Eee PC 1005PEが44,800円。
Acer ‐ 39,800円
Dell  -  Windows 7版 45,980円からスタート。
           WindowsXP版 42,980円からスタート。

AMDCPU搭載 Lenovo - ThinkPad X100e  - 6万~8万円。

ついでに重さ。
Asus - 8.5時間の1005Pで、1.27kg
Acer‐  1.1kg
Dell -  構成により1.24 ~ 1.4kgくらい。
AMDCPU搭載 Lenovo - ThinkPad X100eは、1.5kg程度。

続いてデザイン比較。















画像の並びは、
ASUS  DELL
Acer   Lenovo

自分的にはLenovo - ThinkPad X100eが
まずダサくてダメ。Intel製Atom搭載の3社のデザインは
角が丸みを帯びているし、全体的に雰囲気が似ている。

以上のことを踏まえて、一体、どれがいいのか考えてみた。
まず、心臓部のCPU比較だが、AMDの「Athlon Neo」 と
Intel 「Atom N450」のべンチ比較のデータがないので、
今時点ではなんとも言えない。
ただ、日本HPによると、N450のひとつ前のCPU、Atom N270よりも、
Athlon Neoがさまざまな用途で高速であると公表していたので、
Intel 「Atom N450」が新しいと言っても、AMDの「Athlon Neo」 と
それほど差はないのではないかと思う。

その他、総合的な性能を考えればLenovo - ThinkPad X100eだけど
価格が高すぎし、デザインも今一歩なんだよなぁ、角ばってて。

となるともうAtom搭載機しか選択肢がなくなるが、
その中で、自分的には自作パーツで慣れ親しんでいるAsus製か、
選択肢の多いDELL製がいいかなと思う。
しかし、DELLなんか欲しいオプション付けて計算したら、
7万円近くになってしまった。
ネットブック程度のスペックだと3万円台でないと
買う気がしないのも事実なんだがなぁ。
7万円出すんだったら、性能が格段上のLenovoの
ThinkPad X100eでいいじゃないかってことになる。
まっ、大きさ的にネットブックとは言えないけど。

とにかくPC関係は、出始めはなにしろ高いのに、同じものが
半年もすると相当価格が下落してしまうから、発売直後に買うと
後でなんだか損した気分になる。
価格だけ考えると、Acerが安いのだけど、他の機種に比較して
駆動時間が短いのが欠点。

まっ、とりあえず現物が潤沢に店頭に並ぶまでもうちょっと待ってみよう。
待っているうちに価格もこなれるから。
それに、CPU Atom N450 1.6GHzの兄貴分 N470 1.86GHzが
3月あたりに発売されるそうだから、少なくともそれまで待つのが
正解だと思える。
しかし、そこまで待つとなると、もしかしたら欲しくなくなるかも。
そうだな、その方が、余計な金を使わなくていいかもしれない。(笑)
あっ、だめだ、そもそも仕事の為だったんだ。。
しばらくは液晶に筋の入ったノートPCで我慢しとこう。